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数字にだまされない思考法
by NovaSanctum Editions
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About this book
「新薬でリスクが2倍」「精度90%の検査」「支持率は互角」「平均年収が上昇」。どれも嘘ではないのに、そのまま受け取ると判断を誤ることがあります。本書は、ニュースや健康情報、研究の発表、投資の宣伝に出てくる数字を、数学の予備知識なしで読み解けるようになるための実践的な入門書です。相対リスクと絶対リスクの違い、陽性の結果を読むときに欠かせない基準率、平均値と中央値の使い分け、世論調査の誤差幅の本当の意味、相関と因果の区別、強い研究と弱い研究の見分け方、p値が示すことと示さないこと、そして平均への回帰や生存者バイアスのように賢い人ほどはまりやすい落とし穴まで、約20の考え方を順に身につけます。後半では、確率の基本、宝くじや延長保証や保険の免責金額を期待値で考える方法、72の法則で見抜く「ありえない利回り」、リスクの比べ方、誤解を招くグラフの見分け方を扱います。どの考え方も、公式ではなく「1,000人中何人か」という自然頻度を使った例題で説明し、1995年の英国のピル騒動、腎臓結石のシンプソンのパラドックス、サリー・クラーク裁判などの実際の事例も、記録に沿って紹介しています。世帯所得の平均値と中央値、交通事故のリスク、ロト6の期待値、気象庁の降水確率など、日本の読者に身近な数字も2026年時点の公的な情報で取り上げました。各章末の練習問題は全78問で、途中の計算まで示した解答つきです。最後に、どんな主張にも使える1枚の「主張チェックリスト」と、10本の見出しを使った総合演習を収録しました。解答と用語集は、ライブラリから印刷しやすいPDFでも利用できます。数字に振り回されず、自分の頭で判断したい大人のための一冊です。
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